装飾のプロの考察が効いた展示会で来場者が足を止めるブース
- お客様:所沢軽合金株式会社池田 耕次 社長・小松 栄治 様
- 担当:山口 善史
ノベルティに予算を割くなら費用は装飾費に充てた方が効果的
ーー本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。 最初のお問合せからもう10年以上も当社へご依頼いただいていますが、お問合せのきっかけを教えていただけますか。
小松様:当時は「彩の国ビジネスアリーナ」という埼玉県主催の展示会に出展した直後でした。
それ以前もメーカーさんのプライベート展示会へ出展した経験はありましたが、大きな会場で行われる展示会は「彩の国ビジネスアリーナ」が初めてでした。
池田社長:この展示会へは事務局が用意した基礎装飾に説明パネルだけを吊るして出展したのですが、周囲は装飾業者へ依頼したブースが多く、見映えで大きな差が付いていました。実際に私たちのブースの前を来場者は素通りしがちで、基礎装飾展示に集客の限界を感じました。考えてみれば、私たちも来場者として展示会を回っていると、基礎装飾ブースの展示はあまり注目せずに通り過ぎることが多いです。私たちのブースにも同じことが起きたのでしょう。
この苦い経験から、今後の展示会はプロの装飾屋さんにお願いしようと決めたのです。そして検索した結果、御社のサイトにたどり着きました。
ーーそんな経緯があったのですね。来場者は潜在的に装飾の見映えと出展者の意気込みを重ねて見ているのかも知れません。
ただ、展示会への出展経験が無い企業様の中にはブース装飾専門の会社があることを知らない方もいらっしゃいます。ブース業者を探す際は「展示会ブース」「ブース装飾」「ブース業者」など、展示会に関連するキーワードで検索していただくと見つけやすいです。
池田社長:私も集客を真剣にするならブース装飾に予算をかけて、展示会への意気込みを来場者へ示すことは重要だと感じます。このことは基礎装飾での出展と、御社のブース両方を経験して得た感想です。
ーー想いは形にした方が伝わりやすいですよね。
池田社長:もう一点、展示会で気付いたことがあります。
それはノベルティの配布は成果につながりにくいことです。展示会後に名刺を分類しているとノベルティと交換した名刺は商談につながりにくく、作業量を増やすだけでした。結局はリード数を上げる事よりも名刺の質の方が重要だという事です。この経験から、ノベルティに予算を割くなら費用は装飾費に充てた方が効果的と考え直しました。
ーー会場に足を運ぶとノベルティを沢山抱えている来場者を見かけますが、そのような人たちは話を聞かずにブースを離れていますね。このことからもノベルティ目当ての人と製品に興味ある人は違うことが分かります。
初めて装飾業者へ依頼する者にとって、安心して問合せできるホームページ
ーー複数社さんへ問合せされたと思いますが、当社の提案は他社さんと比較してどんな印象でしたか。
小松様:いえ、問合せしたのは御社だけです。インターネットで装飾業者を複数検索したのですが、御社のサイトは事例が充実していて、具体的な価格まで掲載されています。事例ごとに説明も丁寧に書かれていて、展示会担当者として知りたい情報が網羅されていました。このようなWebサイトを出している業者さんなら安心してお願いできると思ったからこそ、他には問合せをしませんでした。通常業務の傍らで何社も問合せしている時間もありませんから。御社のホームページは、初めて装飾業者へ依頼する者にとって、安心して問合せできるコンテンツが詰まっています。
ーー当社のホームページまでご評価いただきありがとうございます。企業さまが初めて展示会へ出展する際に価格帯を把握しておきたいことは当然のことです。他にも、豊富なブース事例、展示会までのスケジュールやご依頼の流れまで、展示会担当者様がストレスなく安心して展示会に臨めるようにホームページを充実させています。
池田社長:Webサイトの質の高さは小松が述べた通りですが、実際のご提案にも満足しています。
既に10年以上も御社へ装飾依頼をしていますが、毎回小間条件に合わせた最適なブース提案を考えてくれますし、山口さんの考察通りの効果が展示会で得られています。来場者や既存のお客様からは「とても立派なブースですね、コンサルタントを雇われたのですか」と聞かれることもあったので、ただ見映えが良いだけではない、集客できる機能的なブースであると感じています。
ーーありがとうございます、成果を出せたブースとのことで誇らしく感じています。当社も現状に満足することなくより良いブースづくりが出来るように社内でも勉強会を開いて日々改善を重ねています。
池田社長:その探究心は私たちにもしっかりと伝わっています、頼もしいパートナーです。
「サンプルを置いておけば分かる」は今の展示会には合わない考え方
ーー先ほどは集客できる機能的なブースであると言っていただきましたが、商材アピールを主体にしたブース装飾は具体的にどのように会場で機能していますか。
池田社長:毎回必ず新規のお客様がブース看板を見て立ち寄ってくれています。
下調べをしないで会場内で商材を探す来場者さんは一定数いらっしゃいます。実際に看板の文字が気になって立ち寄ったと言われる方がいますので。しかし会場を歩いていると、一見商材が分からないブースが多いことに驚きます。装飾会社も「伝達力」の重要性を説明していないのか、と疑問に感じてしまいます。「サンプルを置いておけば分かる」とたまに耳にしますが、今の時代には合わない考え方の様に思います。
もし、当社もブースに「試作鋳造」と書いていなければ、目の前にあるチャンスを逃していたかも知れません。本当に展示会で集客を望むなら、通路から目立つ位置に看板と商材を置いて積極的にアピールすることは大切です。本当に興味があって探している人は看板に目を留めて立ち寄ってくれます。
ーー確かに、今は売り方が重要視される時代です。特に競合他社が並ぶ展示会場では、来場者はそれぞれの商材を比較検討したいはずです。ですから出展社が看板を使って積極的に商材をアピールすることは必要です。当社はブース装飾をマーケティングツールとして考えているので、看板を有効に使った伝達力あるブースづくりをご提案していますが、全ての装飾業者がそうとは限りません。
池田社長:そう考えると装飾業者選びは展示会出展の成功を左右する重要な作業ですね。ホームページもコンテンツにしっかり目を通して、問合せ時にもどこまでサポートしてもらえるか、よく質問することが必要ですね。最初の話に戻りますが、御社のサイトの充実したコンテンツを信頼した私たちの視点は正しかったと思えます。
ーー多大なご評価ありがとうございます。
今後も満足いただける訴求力の高いブースご提案しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
改めて本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます。